あゆみの郷 施設長 ご挨拶

障害者になっても安心して暮らせる社会を目指して

 

 

 

 

 

 

 一昔前と言っても、つい最近まで、障害者に対する社会の偏見、蔑視、差別といった“社会的壁”は大きく、とくに自分一人で生きることのできない重度心身障害者への高度医療の導入については大きな論議となっていました。

 しかしながら、関係諸氏の多大なるご尽力により、現代では、障害者に対する社会的理解が深まり、手厚い医療を受けることができるようになりました。

 私たち【あゆみの郷】では、1998年より、富山県初の民営の重度心身障害者施設として、重度心身障害者の皆様の医療面だけでなく、社会面、精神面、生活面など多肢にわたる支援をご家族の皆様とともに支えあって参りました。

 近年では、脳トレや体操・運動トレーニングといったリハビリテーションにも力を入れており、重度心身障害になっても毎日笑顔でいられる積極的高度医療を提供しています。

 私たち健常者も、事故や病気によって、いつ何時障害者になるかわかりません。万が一そうなった時にでも、私たち【あゆみの郷】は、障害者の皆様が安心して生きていける医療を提供し続けていきたいと考えています。

 これからも、皆様の温かいご支援・ご協力を承りますよう宜しくお願いいたします。