私たちが行っていること⑨ 家族面談の再会

<行事・イベントの開催>  家族面談

あゆみの郷では、以前より、年一回家族面談を実施していましたが、コロナウイルスのパンデミック発生から3年間、家族面談を中止していました。
しかし、今年5月からの日本政府による自粛解除を受けて、再び家族面談を開始することに致しました。

実施日:2023年5月16日(火)~7月11日(火)14:00~16:00  ※入所者1名ごとに30分間

実施内容:

①.入所者さんを担当しているスタッフを専門職ごとに紹介(担当:介護サービスリーダー)
②.各担当課ごとに1年間に行っている業務・活動を説明

  1. 医療(担当:医師(施設長)):病名、症状、治療(計画)について説明
  2. 看護(担当:看護師):看護(計画)、栄養摂取、感染症・皮膚疾患対策について説明
  3. リハビリテーション(担当:理学・作業療法士): ADL・全身状態の評価、リハビリテーション(計画)について説明
  4. 療育医療(担当:保育士):お楽しみ会、読み聞かせ、コーヒー喫茶、誕生日会などの週間・月刊・年間行事について説明

最後に、参加された保護者(ご家族)や後見人の方のご意見を伺い、内容の了解を得る。

③.あゆみの郷で行っている重度障害児を対象とした医療・福祉の基本は、障害者の方々が日々安全・快適に過ごせるように一人一人のADLとQOLを維持・向上させ、様々なイベントを生活に取り入れて笑いが絶えない生活環境を障害者の皆さんへ提供することを目標にしています。

<感想>

私は、赴任後初めて家族面談に参加させていただいていますが、ご家族の熱い思いを毎回受け取っています。
このコロナ禍により約3年間もの間、自分の子供や兄弟たちと直接の触れ合いができなかったということを考えると、ほんとうにひどい期間だったなと感じています。
現在、入所者さんが、以前のようにご家族と外出・外泊ができるようにする段取りを進めています。
準備ができるまで、もう暫くお待ちください。

これからも、ご家族の皆さんのご協力は基より、関係諸氏の皆様の温かいご支援・ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

あゆみの郷・施設長 田淵 英一